広東省の鳥インフルエンザ情報

2016/01/06

1 昨年12月26日,広州日報は東莞市にてインフルエンザA(H7N9)のヒト感染者が発生し死亡した旨報じました。当館より広東省衛生当局に確認したところ,死亡は事実であるとのことです。高血圧と糖尿病の治療を受けている61才男性が市場で生きているアヒルを購入・調理したところ,19日より体調が悪くなり,22日入院,23日感染が確認され同日死亡したそうです。

2 5日,南方日報は深セン市で世界で5例目となるインフルエンザ(H5N6)患者が死亡した旨報じました。生きた鳥を扱う市場でも同様なウイルスが存在しているそうです。当館より広東省衛生当局に確認したところ,死亡は事実であるとのことです。

3 これまで当館HPの鳥インフルエンザ関連情報でもお知らせしておりますが、在留邦人の皆様におかれましては、最新情報を随時確認の上、鳥インフルエンザへの感染を予防するため、以下の注意事項を参考に行動することをお勧めします。
●生きた鳥を扱う市場や家禽飼育場への立入を避ける。
●死んだ鳥や放し飼いの家禽との接触を避ける。
●鳥の排泄物に汚染された物との接触を避ける。
●手洗い、うがいにつとめ、衛生管理を心がける。
●外出する場合には、人混みは出来るだけ避け、人混みではマスクをする等の対策を心がける。
●突然の発熱や咳など、呼吸器感染症の症状が現れた場合には、速やかに最寄りの医療機関を受診する。

 ご参考 鳥インフルエンザに気をつけましょう 。
http://www.guangzhou.cn.emb-japan.go.jp/seqinfo/doc/20141117.html