偽札にご注意ください。(在広州日本国総領事館)

2016/10/26

【要点】
・ATMで引き出した紙幣や空港等で両替をした紙幣に偽札が含まれていたとの被害が発生しています。
・支払時に店員等に渡した真札を偽札にすり替えられた上で,偽札だとして突き返され,真札を詐取されるとの被害も発生しているようです。
・中国では偽札が相当量,流通していると言われていることもあります。十分ご注意ください

【本文】
1. 銀行のATMで引き出した紙幣や空港等で両替をした紙幣(主に100元札)が偽札であったという相談が寄せられています。「冠字号碼」との表記の含まれた掲示のあるATMでは引き出した紙幣の番号を控える機能が備えられていますので万が一の時には銀行に訴えることが可能となります。また銀行の営業時間中に,併設されているATMで引き出すことを心がけ,もし引き出した紙幣が偽札であった場合はすぐに銀行の窓口にいけるようにすることも考えられます。  両替は先の表記のあるATMで行う,目の前で偽札のチェック機器を通してくれる両替商で両替を行うなどを励行しましょう。
2. 支払時,真札であったとしても,店員等が真札を偽札と素早くすり替え偽札を突き返すことを繰り返し,真札を詐取するという事件の報告もなされています。店員の行動を注意深く見守る等,不正行為にはご注意ください。
3. 中国では,相当量の偽札が流通していると言われていることもあり,十分にご注意ください。

(連絡先)
○在広州日本国総領事館
(市外局番020)-8334-3009(代表)
(市外局番020)-8501―5005(代表)
ホームページ:http://www.guangzhou.cn.emb-japan.go.jp/
;(了)