中国南方を中心とする豪雨被害について（注意喚起）

１　本年４月以降，中国南方の広範囲において豪雨被害が発生しており，豪雨に伴う洪水，土砂崩れ，突風，ひょう，落雷等の被害が報じられています。中国民生部発表によれば，６月１３日から１７日までに１０省（市，自治区）で約４００万人が被災し，２５人死亡，６人行方不明となり（１７日発表），１８日から２１日までに１０省で約７６８万人が被災し，３５人死亡，２４人行方不明となる（２１日発表）等，大きな被害が出ている模様です。
　今後とも各地で豪雨が続くことが予想されており，洪水・冠水や土砂崩れなど，豪雨やその二次災害など気象災害に十分な警戒が必要です。

２　つきましては，中国の在留邦人の皆様または短期滞在中の邦人の皆様におかれましては，これらの被害が生じている地域へ渡航・滞在する際は，各地の気象局などの関係機関や報道等により常に最新の情報を収集するほか，あらかじめ避難場所や避難経路，家族等の緊急連絡先を確認するなど十分な安全対策を講じてください。
（参考）中国政府機関の豪雨等災害に関するホームページ（中国語）
○　中央気象台ホームページ　http://www.nmc.cn/
○　中国民生部ホームページ（「災情快報」）　http://www.mca.gov.cn/

３　なお，万一災害に巻き込まれた場合は，まずは現地当局の指示に従って安全確保に努めるとともに，当館及び日本の緊急連絡先（留守家族等）へ連絡してください。
また，何らかの邦人被害情報に接した場合にも，当館までご連絡ください。

○在広州日本国総領事館
（市外局番０２０）－８３３４－３００９（代表）
国外からは
（国番号８６）－２０－８３３４－３００９（代表）
ホームページ：http://www.guangzhou.cn.emb-japan.go.jp/