広東省恵州市の患者はMERSコロナウイルスに感染していました

2015/06/01

広東省恵州市の患者はMERSコロナウイルスに感染していました

2015年5月29日
在広州日本国総領事館

1 30日,広東省衛生計画育成委員会は,広東省恵州市に香港から入境していて発熱していた韓国人(韓国の感染者父と姉が感染者)がMERSコロナウイルスに感染していたと発表しました。患者は,恵州市の指定病院にて隔離治療中です。39.5度の発熱があり,肺に病変があるため肺炎も考えられるとのことです。密接接触者38人の健康状態も観察して居ますが,特に症状は確認されていません。

2 コロナウイルスに対する一般的な具体的予防策は以下のとおりです。
 ● 休息、栄養を十分に取り、体に抵抗力をつける。
 ● 手指等の衛生保持に心掛ける。
 ● できるだけ人混みを避けるか、マスクの着用を励行する。
 ● 咳やくしゃみの症状がある患者とは、可能な限り濃厚接触を避ける。
 ● 温度の変化と乾燥しすぎに注意する。
 ● 高熱、咳、呼吸困難等の症状が見られた時は、適切なタイミングで専門医の診断を受ける。

3 参考情報
外務省海外安全ホームページ http://www.anzen.mofa.go.jp/
 スポット情報を参考にして下さい。
広東省衛生計画育成委員会 http://www.gdwst.gov.cn/