広東省の3月の鳥インフルエンザA(H7N9)ヒト感染症例とデング熱患者発生

2015/04/16

1 15日,広東省衛生計画生育委員会は3月の鳥インフルエンザA(H7N9)感染者の発生が4例,死亡例が7例と発表しました。

2 これまで当館HPの鳥インフルエンザ関連情報でもお知らせしておりますが、在留邦人の皆様におかれましては、最新情報を随時確認の上、鳥インフルエンザへの感染を予防するため、以下の注意事項を参考に行動することをお勧めします。
●生きた鳥を扱う市場や家禽飼育場への立入を避ける。
●死んだ鳥や放し飼いの家禽との接触を避ける。
●鳥の排泄物に汚染された物との接触を避ける。
●手洗い、うがいにつとめ、衛生管理を心がける。
●外出する場合には、人混みは出来るだけ避け、人混みではマスクをする等の対策を心がける。
●突然の発熱や咳など、呼吸器感染症の症状が現れた場合には、速やかに最寄りの医療機関を受診する。

 インフルエンザ関連情報はこちらをご覧下さい。
http://www.guangzhou.cn.emb-japan.go.jp/seqinfo/doc/20140122.htm

 ご参考 鳥インフルエンザに気をつけましょう 。
http://www.guangzhou.cn.emb-japan.go.jp/seqinfo/doc/20141117.html

3 13日,広東省衛生計画生育委員会は11日に広州市でデング熱感染者が1例発生したと発表しました。デング熱はネッタイシマカに媒介されるウィルス感染症です。
昨年は広州市で37,000人の患者が発生しました。今年のデング熱患者は今のところ22例ですが,うち21例は他所からの輸入感染例です。

デング熱に関しては、下記をご参照下さい。
デング熱(登革熱)Q&A
http://www.guangzhou.cn.emb-japan.go.jp/seqinfo/doc/20130823.htm