デング熱(登革熱)が流行しています

2014/09/10

 5日,広東省疾病予防コントロールセンターはHPにて現在デング熱感染のリスクの高い地区が広州,仏山,中山,江門の4市であると発表しました。広東省疾病予防コントロールセンターは,蚊の予防対策を行うこと,家庭内の溜まり水をなくすこと,発熱や皮疹や関節痛が現れたらすぐ医療機関を受診することを市民一人一人に呼びかけています。

 6日付の羊城晩報によると,4日までの広東省の患者は1145人,死亡者はいませんが,重症患者は31人です。広州1021人,仏山68人,中山26人,江門20人の患者が発生しています。広州市の越秀区,白雲区,南沙区では患者がそれぞれ100人を超しています。広東省における蚊の活動が活発になる時期は7月から11月で,広東省疾病予防コントロールセンター張主任によれば,今年は高温多雨なので患者が増えていく可能性が高いとのことです。

デング熱に関しては、下記をご参照下さい。
 デング熱(登革熱)Q&A
http://www.guangzhou.cn.emb-japan.go.jp/seqinfo/doc/20130823.htm